子供と一緒に撮影した結婚写真は大変だった

「こら!カメラは触っちゃ駄目なの!」と、ウエディングドレスに身を包みながら声をあげていたのは、娘がスタジオ内にあったカメラに対して、大いに興味を持ってしまっていたからです。これはちょうど1年前、私と旦那さんが結婚写真の撮影を行ったときの出来事です。結婚写真というのは、結婚式の後であったり、事前に前撮りをしておくものなのですが、私たちの場合は少しばかり違っていました。それは、入籍と娘の出産とが重なり、出産のほうにお金を使ったことから、結婚式を挙げられるお金が残らなかったため、結婚式を挙げていないと同時に、結婚写真の撮影もしていなかったということです。つまり私たちは、婚姻届を提出して結婚という関係は手に入れていたものの、それを目で見られるような形は何も残していない状態でした。

そこで私たちは、娘が2歳になり、育児にも一段落したことをきっかけに、結婚式を挙げて、結婚写真の撮影も行うことにしたのです。2年遅れではあったものの、念願の結婚式と結婚写真の撮影に、2人とも幸せでいっぱいの状態でした。そうして行った結婚式と結婚写真の撮影は、確かに幸せがいっぱいでしたが、それと同じくらいに、大変なことも多かったです。なぜなら、それら全てに娘も同行するからでした。結婚式では、私と旦那さんの間に娘が立ち、3人で結婚式を進行していきました。

そして結婚写真の撮影でも、もちろん3人で写していただいたのですが、この結婚写真の撮影が何より大変でした。それは、娘が撮影そのものよりも、カメラの方に興味を持ってしまったからです。少し目を離すと、すぐにカメラの方に駆け出していってしまい、私はウエディングドレスを着ているにも関わらず、それを追いかけていました。旦那さんはというと、そんな私と娘の様子を見て楽しんでいて、少しばかり意地悪なものでした。こうして行った結婚式と結婚写真の撮影は、もちろん未だに忘れることのできない、インパクトの強すぎる思い出になっています。仕上がった結婚写真には、結婚に幸せを感じている夫婦の姿というものは見られず、旦那さんと私、そして娘と3人の無邪気に笑う表情ばかりでした。そんな結婚写真は、私たちらしいもので、これはこれで良い仕上がりになったと思います。撮影しているときはとても大変でしたが、あれから1年経った今、2年間遅れながらでも、結婚式と結婚写真の撮影をしてよかったなと思っています。

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